こんばんは・・・コチラでは初めましてですね♪ ( 〃▽〃)ノ
そして何よりも・・・ “Elvis Cafe”のスタート、本当におめでとうございます!! ヾ(≧∇≦)〃 先月の、渡良瀬遊水池に撮影に行かれたとのメールを頂いて以来、 メリジョナさんのブログの完成を心待ちにしておりましたが・・・ いつの間にか4回も綴られていたなんて!! Σ(〃▽〃;) オオッ!! しかも、ブログ完成の旨を知らせて頂いたメールまで送って頂いたのに、 今日までお返事できなかった事、本当にお詫び申し上げます m(_ _)m 言い訳になってしまうのですが、ある事情がありまして、実はこのコメントを 送るまで、ブログはおろかメリジョナさんのメール(3回来てました!)も 拝見する事が出来ない状況にあったのです・・・(´・ω・`)ゞ それにしても・・・スゴイ、スゴイですよ~~~!!! O(≧▽≦)O とってもキレイなお花と・・・パン&スイーツの数々♪ もう、“Little”なんて外しちゃいましょう!! (≧∇≦)b “メリジョナ”って・・・まあ、それは普段と変わらぬ口調で語られていたのだった。 でも、今の僕にとって彼、“Edger”からの鍵コメントは何よりも嬉しかったしホッとした。 コメントにあった通り、“Elvis Cafe”をスタートさせる前後から 事実上音信不通の状態になっており、それは僕を不安にさせていた。 でも、必ず何処かで、そして何らかの理由でこっそりと見ていてくれたと 僕は心の底で思っていたし、そう思い込ませながら綴ってきたのだった。 “メリジョナ”こと、mary-joannaというID(彼にはこの名でメールを送っていた) にしても、彼のもう一つの名前“Edger”が在籍するバンドの曲名から拝借した 名前だったし、maryといえば、そう、mary-chain・・・“Cindy”にも関わっているんだ!! 僕にとっての憧れの存在だった彼が、(ネット上ではあるが)遂に交流を持つ事になった彼が、 この僕のブログにコメントを入れてくれるなんて・・・僕の夢だったじゃないか!! そんな僕の感傷的な気持ちを知ってか知らずか、何と彼のコメントは2通になって届いていた。 (単に長くて1回では入り切らないというのもあったのだが・・・) ところで・・・メリジョナさんに折り入ってお願いがあるのですが・・・ 実は本来でしたらこの時期にどうしても紹介したいお店があるのです!! Edgerが敬愛しております、月の夜に現れる輝く水面のような目を持つ ネコさんに是非とも見て頂きたい夏限定のスイーツがあるのですが、 もうEdgerには紹介する事が出来ないのです・・・(´・ェ・`) そこでなのですが・・・ 分かっているよ・・・僕は直ぐに彼にOKの返事を送り、そのお店の紹介を読み直した。 貴方のブログに登場するあのネコさんに紹介したい特別なお店とスイーツ・・・ そして、何故この時期(7月半ば頃)なのかだって大丈夫、承知しているって。 だって、僕は"Cindy's WALK”なら貴方に負けないくらい見ているんだよ! だから、そう言う事なら・・・と、僕が向かった先は・・・ そのお店は僕が住む栃木県足利市のお隣り、群馬県桐生市の 市街地からやや奥まった路地沿いにあるのだが、その前にどうしても 訪れたい場所があった僕は、市街地を抜けて山の方へと車を走らせた。 かなり山の方までやって来ただろうか、直ぐ手前の駐車場に 車を停めると、上の写真にある階段までは徒歩での移動となる。 そして、左右を緑が眩しい木立に囲まれたこの階段を上った先には・・・ 四季折々の植物を眺め、自然な姿の動物や昆虫に出会い、 そして里山の森の中で自然を五感で触れ合う事のできる空間・・・ 階段を上り切ると、散策の起点となるネイチャーセンター前の広場に到着し、 此処でガイドマップを手に入れた後、様々なルートへと別れて観察を開始する。 麓のなだらかな場所に位置しているとは言え、里山の中腹にある森では 舗装の無い剥き出しの坂道は勿論、所々にこの様な階段が設置されており、 全くの軽装だった僕も靴だけはちゃんとトレッキングシューズに履き換えていた。 最近の運動不足が解消されるかな?なんて軽い気持ちでいたのも束の間、 森の中を歩き続けるにつれて自分の体力の無さを痛感させられる羽目になった。 しかし、そんな代償を差し引いても此処に来た甲斐は十分にあった! 見渡す限り木々に囲まれ、遠くの方で・・・いや、僕の直ぐ近くでも はっきりと聞こえる“複数の”鳥の囀りや植物のスッキリとした匂いは、 本やパソコンの画面で見ていたのでは決して体感できないものだった。 そして、今の僕が一番関心を持っていると言っても過言では無い 様々な植物との出会い・・・そうだ、僕はこれを楽しみにして来たんじゃないか! それは何も視線の下の方にばかりあるとは限らなかった。 木漏れ日の差し込む木々の枝を目を細めながら見上げてみると、 プックリとした十文字とでも形容したくなる変わった形の実が生っていた。 今回紹介する予定の花は、当然“例の”イニシャルで始まるのだけれど、 その他にも非常に魅力的な花々に出会う事ができ、夢中でシャッターを切っていた。 そんな緑の中で揺らめく淡い炎の様な花たちのテーマは・・・ズバリ“橙色”!! まず入り口付近で群生しているこの花を偶然見掛ける事ができた。 花時に葉見ず、葉時に花見ず・・・ こんなにも可愛らしい花なのに、僕はキツネにでも化かされているのだろうか・・・ ヤブカンゾウとノカンゾウ 先日の渡良瀬遊水地で会う事ができた君と、会えなかった君。 今日は二人仲良く会う事ができたね。 八重の君は貴方のスマートな姿をとても羨んで、 一方、六枚の花被片は彼の華麗な出で立ちに嫉妬する・・・ 僕にはどちらの君も最高に美しいのだけれど・・・ さて、此処に到着してから既にかなりの時間が過ぎていた様だが、 “例の”花を求めて森の中を彷徨う僕は何時しか当初の目的を忘れ、 緑の下での偶然の出会いが待っているこの散策を楽しんでいた。 鬱蒼と生い茂る木々や一定のリズムで合唱する蝉の鳴き声に囲まれながら、 水色の身体を軽やかに翻しながら飛び交う蜻蛉の池に設けられた木道を通り・・・ 小高い斜面に沿った小路を上り、進んでゆくと道端には・・・あっ! やっぱり此処は自然の宝庫。君だって立派な森の住人だものね。 歩き始めた頃に心配していた運動不足や疲れも忘れて この森での自然探検にすっかり夢中になっていた僕だったが、 だからと言って日が暮れるまでずっと此処にいる訳にはいかなかった。 もう一箇所、本来の目的でもあるEdgerと約束した大事な場所に 今日、行かなければならなかったのだ・・・あの花を僕のカメラに収めて・・・ 楽しみから不安へと変わりかけたその時だった。 もう一度地理を確認しようとネイチャーセンターに戻った僕の下に、 突然の予期せぬ訪問者が現れた・・・舞い降りたと言った方が良いだろう。 オオムラサキ この地には“オオムラサキの森”と称された場所もあり、この季節はガイドによる 観察会も催されるとの事ではあったが、此処で見られるのは非常に稀であり、 センターの方からは「宝くじを買った方がいいよ!」なんて冗談も言われた。 でも、君に会えたのだから(しかも僕の足で“休憩”していくなんて!) 宝くじはともかく、きっとこの場所で“例の”花にも出会えるよね! そして、その想いが通じたのだろうか・・・ 「ホタルブクロ」 ほ、ほ、ほ~たるこい あっちの水はに~がいぞ こっちの水はあ~まいぞ ほ、ほ、ほ~たるこい 行燈のかげから笠着てこい ほ、ほ、ほ~たるこい やっと捕まえる事ができたよ! 僕だって兄さんみたいに捕まえられるんだ!! そう言えば兄さんは捕まえた蛍を紫のお花に入れて、 両方の手でそっと包むように僕に見せてくれね・・・ 指と指の間からもれる蛍の光は花びらに透けて ほんのりやさいい紫色をしていたっけ・・・ 探していたイニシャル「ホ」の君にも本当に出会う事ができたよ。 提灯花の別名もある蛍たちよ、今宵の祭も華麗に照らしてくれないか? そうそう、そして今宵の祭りには無くてはならない花があったね・・・ ヒオウギ 平安京の貴族に愛された檜の薄皮で作った扇に由来するというこの花は、 時代を隔てた現在でも、祇園祭の際に生けられる風習があると言う。 美しい橙色に紅色の斑点の入った、まさに扇の様な楕円形の花弁には 雅な歴史の情緒を花で伝える古人の繊細な感性に触れる事ができる様で・・・ さぁ、そろそろ僕も山を下りて祭を堪能しに行こう。 そのお店は幹線道路から外れた古い住宅街の細い路地の中にあった。 目の前にはお寺もあり、本当に祇園の小路に迷い込んでしまったかの様だった。 この趣きのある外観を目にすれば、そんな錯覚を抱くのも無理はないと僕は思った。 古都京都の情緒を湛えているのは外観だけでは無かった。 門をくぐり店の敷地に入ると日本庭園が設えてあり、目の前の東屋に腰掛けながら 鹿脅しから流れる水の音に耳を傾け紅葉の若葉を眺めながら寛ぐ事ができるのだった。 そして勿論この空間が作り出す情趣は店内へと続いてゆくのだ・・・ まるで平安の物語や大和絵に出てきそうな板張りの室内、 突き当たりの格子戸からは石灯籠が顔を覗かせている。 更に中央に盛り上げられた白砂の、頂点の切り取られた円錐の様は、 銀沙灘と共に銀閣の側に鎮座しているあの向月台を強く連想させた。 其々の座敷を隔てる御簾から仄かな淡い明かりが漏れている。 何て心地の良い、落ち着いた気持ちにさせてくれる空間だろう。 此処には京都の・・・そして、平安の雰囲気が息づいていた。 こんな情景をまさに“いとをかし”と表現するのだろう・・・ ところで、彼が僕にその任を託した、ネコさんとの約束の一品とは、 “この季節限定”のかき氷との事だったのだが・・・ 「祇園祭」 濃い緑が眩しい大きな山の頂は、日光に照らされキラキラと輝いている。 山の向こう側は真っ白な雪で覆われ、夏の木々とは違った景観を見せていた。 更に麓には白と緑と小豆色の楼閣が建ち並び、まるで東山が凝縮されている様だった。 宇治ミルク金時のかき氷の中には黒蜜アイスや抹茶の寒天が忍ばせており、 その稀に見る極上の味わいも然る事ながら、上品な遊び心で愉しませてくれる・・・ 豪華にして優美、絢爛でありながら繊細な“祇園の祭”にピッタリの涼菓・・・ 夏の京都に想いを馳せ、甘く冷たい夢に酔い、涼やかに彩る一時の贅沢・・・ そしてまた今年も祭の季節がやって来る。 梅雨明けも近い7月半ばの茹だる様な暑さの毎日、 夜の帳が下りた後も、ギラギラと照り付けた太陽の熱気が 未だ冷め切らずに僕らの身体に粘りつく様にまとわりついてくる。 そんな鬱陶しさを忘れさせてくれるほんの数日の一陣の風。 そう、全てを吹き飛ばしてくれる風に僕らは身を委ね、舞ってゆく。 あぁ・・・ お囃子の小気味良いリズムが聞こえてくる。 大きな鉾を乗せた山車がゆっくりと近づいて、自然と心も躍り出す。 そして何時までも途切れる事無く続かんばかりの華やかな祭の情景は 何時しか静寂の闇に包まれ、絢爛たる一団も四条の通りを去ってゆく・・・ 千年を隔てた悠久の平安の都へと・・・ 湿原に高原、そして今回、森の中での草花との貴重な出会いは 僕の視野を大いに広げ、感性をも豊かにしてくれる気がした。 でも、草花を紹介するブログを綴っていこうと決めた僕は、 これまで訪れる機会が殆んど無かったある場所への訪問を計画し、 そしてその日がやって来るのを心待ちにしていたのだった・・・ 其処は山でもなければ森でもなく、直ぐ目の前には車が引っ切り無しに 走り去ってゆき、視界の上方は見渡す限りコンクリートで覆われている・・・ でも、僕の心を捉えて離さなかったのは、“キヨクスンデ”いるからなのかな?
by mary-joanna
| 2009-08-08 01:12
| 色は匂へど
|
ファン申請 |
||